街を歩いていたら、観光客っぽい人たちが雪の路面を闊歩していた。

地元の私はこう思った。

よく、滑らないなあ。

感心したよ。なんで地元歴二十余年の私が滑らないようにビクビクしながら歩いて、昨日一昨日かで地元に観光しにきた人たちが堂々と歩けているのか。

あの人たちは怖さを知らないんだな、と思う。

私はこの雪国で何万時間と積雪路面を歩き、滑り、転んできた。

そのナゾの自負？　が現在の私をひどく神経質にしているのだ。

かたや、雪国歴が短すぎる人たちは強い。ある意味で。

私はもう強くはなれない。

観光客たちよ、そのひと時を忘れずに楽しく過ごしてね。

することはあるんだけどね、ひま。

仕事中でも自分の仕事が落ち着いたらもうすべての仕事が終わった気になって物足りなさを感じるとき、ない？

デスク周りを整理整頓するとか、事務仕事がないか確認するとか、他の人に何か仕事がないか訊くとか。。

探せば仕事なんかいくらでもあるものを、自分の手の届く範囲しかしたくないというのは、よくないですよねぇ。

自分の仕事が早く終わってしまうのが嫌なら、より向上心を持って取り組むとか、自分を飽きさせない方法は沢山あるのですよ。。ねえ、自分？

そーれはそうと、昨夜のカレーを今日また食べた。

でも、んん？？

昨日の作りたてカレーのほうが美味しかったような？

一晩置けばカレーはさらに美味しくなるなんてｼﾞﾝｸｽ？がありますが、今回は外れたみたい。

翌日の自分たちのために美味しいカレーを作れるように、次回はまた考えてみよっと。

というのはだいぶ嘘である。

けれども、今日自分で作ったカレーは上出来だった。

たいしたものは入れていないし味付けは市販のルーのみだけど、味見段階で「うん！」と納得できたあの感覚がすきだ。

明日も食べれる。自信作のカレー。

そんな小さな踊りが明日も頑張って起きようと思う心を引っ張り出すのだろう。